• 症例

2026.10.29

左下奥歯の不適合な詰め物を除去し、セラミックインレーで修復した80代女性の症例

Before
左下7番には、保険診療で製作されたメタルインレーが入っていました。しかし、詰め物と歯の間に段差があり、適合が良くない状態でした。
After
不適合なメタルインレーを除去し、新たにセラミックインレーを製作しました。歯の形に合わせて修復し、詰め物と歯の境目を整えました。


今回の症例で知っておいてほしいこと

詰め物は見た目だけでなく、歯との適合状態も大切です。詰め物と歯の間に段差や隙間があると、汚れがたまりやすくなり、虫歯などのトラブルにつながる可能性があります。以前に治療した歯でも、定期的に状態を確認することが重要です。

抱えていたお悩み(主訴)

今回の患者様は、左下の奥歯に入っている詰め物の状態を確認したところ、メタルインレーと歯の間に段差があることが分かりました。

詰め物が歯に合っていない状態では、境目に汚れがたまりやすくなったり、虫歯のリスクが高まったりする可能性があります。

そこで、現在の詰め物を取り外し、歯の状態に合わせて新しい修復物を製作することになりました。

治療部位

左下7番

患者様の状態

左下7番には、保険診療で製作されたメタルインレーが装着されていました。

しかし、詰め物と歯の境目に段差が認められ、適合が良くない状態でした。

詰め物は一度装着すれば永久に使えるものではなく、長年の使用による摩耗や接着部分の変化などによって、歯との適合状態が変わる場合があります。

特に奥歯は噛むときに大きな力がかかるため、詰め物の状態を定期的に確認することが大切です。

治療内容

左下7番に装着されていたメタルインレーを除去しました。

詰め物を取り外した後、歯の状態を確認し、新しいセラミックインレーを製作しました。

セラミックは天然歯に近い色調を再現できるだけでなく、精密な加工によって歯の形に合わせた修復が可能な材料です。

今回の治療では、詰め物と歯の境目を整え、見た目にも自然な仕上がりを目指しました。

詰め物を選ぶときに知っておいてほしいこと

今回の症例でお伝えしたいのは、詰め物は見た目だけでなく、歯との適合状態も重要であるということです。

詰め物と歯の間に段差や隙間があると、その部分に汚れが残りやすくなり、虫歯や歯ぐきのトラブルにつながる可能性があります。

また、以前に治療した歯であっても、時間の経過とともに詰め物の状態が変化することがあります。

セラミックインレーは、自然な見た目や材料の特性を生かした修復が期待できる選択肢の一つですが、すべての歯に適しているわけではありません。

詰め物を選ぶときに考えたいポイント
材料の特徴 メタルインレー、CAD/CAMインレー、セラミックインレーなど、それぞれの材料に特徴がある
歯との適合性 詰め物と歯の境目に段差や隙間が生じないよう、適合状態を確認することが大切
治療する歯 歯の状態や噛み合わせ、治療する場所などを踏まえて材料を選択する
治療後の管理 治療後も定期的に詰め物の状態や周囲の歯を確認し、良い状態を維持していくことが重要

メタルインレーやCAD/CAMインレーなどにもそれぞれ特徴があり、歯の状態や噛み合わせ、費用などを踏まえて選択することが大切です。

「痛みがないから」「以前治療した歯だから」と安心せず、定期的に詰め物の状態を確認することが、歯を長く守ることにつながります。

症例情報
年齢・性別 80代女性
主訴 左下奥歯の詰め物の適合不良
治療部位 左下7番
治療内容 不適合なメタルインレーを除去し、セラミックインレーを製作・装着
治療期間 10日間
治療費用 66,000円
リスク・注意点 セラミックは強い力によって欠けたり割れたりする場合があります。また、治療後も虫歯になる可能性があるため、定期的なメンテナンスが必要です。